太陽電池で飛行「ソーラー・インパルス2」、世界一周に挑戦中

航空 テクノロジー
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

マンダレー国際空港は、大きな喜びに包まれる
太陽エネルギーで、初の世界一周飛行に挑戦中のプロペラ飛行機、ソーラー・インパルス2が、19日早朝、インドのヴァラナシを出発し、ベンガル湾を越えて同日午後7時50分頃、マンダレー国際空港に着陸した。多くの人々が見守る中、同機が着陸すると空港は大きな喜びに包まれた。

5か月間で世界一周飛行
ソーラー・インパルス2は、3月8日にアラブ首長国連邦・アブダビを出発、5か月間で世界を一周する予定で、東回りに飛行している。マンダレー国際空港を含め、途中、12か所に着陸する。

今後は、中国・重慶と南京に着陸後、太平洋を横断してハワイへ向かう。その後、米国と太平洋を横断して、アブダビへと戻る予定である。

72メートルの翼の中に、1万7000個の太陽電池収納
ソーラー・インパルス2は、太平洋と大西洋の横断に、5日程度を見込んでいる。それに対応するため、72メートルの長さを持つ翼の中には、1万7000個もの太陽電池が収納されており、昼に充電を行うことで、夜間の飛行も可能となる。

太陽エネルギーは、環境に優しいエネルギーであるが、太陽エネルギーで飛行機が空を飛ぶという画期的な出来事に、多くの人々が注目を集めている。

太陽電池で飛行 ソーラー・インパルス2 マンダレーに着陸

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る