米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックが4月、ニューヨークモーターショー15で初公開する新型車の『CT6』。同車のエンジンが、発表された。
CT6は、キャデラックブランドの新たな最上級車。現在のラインナップでは、『CTS』や『XTS』の上に位置するフラッグシップモデルになる。駆動方式は、後輪駆動。また、軽量素材や新しい車体構造技術を採用。キャデラックによると、ドライビングダイナミクスを高めながら、燃費を向上させるという。
3月20日、キャデラックはCT6に搭載するエンジンを公表。新開発の3.0リットルV型6気筒ツインターボの搭載が決定した。
この3.0リットルV6ツインターボは、暫定スペックで、最大出力400hp、最大トルク55.3kgmを発生。キャデラックによると、リッター当たりの出力は133hpと、最もパワフルなV6エンジンのひとつになるという。
また、V6ターボとして初めて、気筒休止システムを採用しているのも特徴。キャデラックは、「燃費を最大6%引き上げる効果が見込まれる」と説明している。