【SUPER GT】富士合同テスト初日…安田&オリベイラ組GT-Rが僅差でトップ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
GT500の初日トップタイム、#12 日産GT-R。GT500の日産勢は空力パーツをダミー塗装して走っているようだ。
GT500の初日トップタイム、#12 日産GT-R。GT500の日産勢は空力パーツをダミー塗装して走っているようだ。 全 10 枚 拡大写真

23日、SUPER GTのメーカー合同テストが富士スピードウェイで始まった。GT500クラスの初日トップタイムは、上位接戦状態のなか、日産GT-Rの安田裕信&ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組がマークしている。

【画像全10枚】

4月4~5日の開幕戦(岡山国際サーキット)を目前に控え、開幕前最後の合同テスト機会となる2日間。3月14~15日に岡山で実施された公式合同テストとは違い、今回の富士はメーカー合同テストというかたちだが、GT500クラスはシリーズ参戦全15車が、GT300クラスも初日時点で17台が出走しており、準公式合同といった位置づけのテストになっている。

初日の富士スピードウェイは走行セッション中の天候が晴れ~曇りで、路面はドライコンディション。午前、午後とも約2時間ずつの走行セッションが実施された。開幕前ということで、全面的あるいは部分的に未塗装(やダミー塗装)のマシンもあるなか、GT500クラスに関しては各陣営、直線の長い富士仕様らしき空力パーツを試すことに主眼を置いている雰囲気だった。開幕戦岡山のことよりも、空力特性的に異端のコースで、第2戦(5月)と第4戦(8月)の舞台になる富士でのパフォーマンス確認やタイヤチェックを重視したチームが(特にGT500は)多かったものと考えられる。

GT500は直線最高速掲示で300km/h超の数字も記録される展開となり、最終的に午前・午後の総合トップタイムをマークしたのは#12 カルソニック IMPUL GT-R(安田&オリベイラ/タイヤはブリヂストン=BS)だった。トップタイムの1分28秒970を午後に記録したのはオリベイラ。左手親指の負傷を抱えているオリベイラだが、まだ完全に治ってはいないと思われるものの、開幕に向けてまずは周囲もひと安心というところだろう。

総合2位タイムはレクサス勢の#37 KeePer TOM’S RC F(A.カルダレッリ&平川亮/BS)。カルダレッリの1分28秒981は午前のトップタイムで、総合トップの#12 GT-Rとは0.011秒という僅差。そして総合3位がホンダ勢の#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大&武藤英紀/BS)で、こちらも1分29秒061、首位と0.091秒差という接近ぶりだった。ベストタイム順位だけで戦況を判断することはできないが、初日のGT500クラスは日産、レクサス、ホンダの各トップ車両がコンマ1秒以内にひしめく接戦状態となっている。

GT500の総合4位は昨年のチャンピオン陣営、#1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&R.クインタレッリ/ミシュラン=MI)で1分29秒341がベスト。開幕が近いだけに、各陣営、大きなマシンダメージは避けたいところだが、この日の午後はレクサス勢同士の接触事故があったり、#8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮&野尻智紀/BS)が大きく破損するアクシデントがあったりと、やや荒れ傾向のセッションでもあった。明日のテスト2日目への影響が気がかりだ。

GT300クラスの初日トップタイムは1分37秒408の#31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀&中山雄一&佐々木孝太/BS)。#31 プリウスは後続にコンマ4秒差をつけているが、そこからはこちらも大接戦状態だった。1分37秒855~885という0.03秒ほどの間に5台が入っている。

GT300クラスの総合2~6位は以下の通り(4位は同タイム)。
#77 KSF Direction Ferrari 458(横溝直輝&峰尾恭輔&飯田太陽/YH)1分37秒855
#7 Studie BMW Z4(J.ミューラー&荒聖治/YH)1分37秒863
#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹&高星明誠/YH)1分37秒882
#10 GAINER TANAX GT-R(A.クート&千代勝正&富田竜一郎/DL)1分37秒882
#25 VivaC 86 MC(土屋武士&松井孝允/YH)1分37秒885
※YH=ヨコハマ、DL=ダンロップ

今回の富士テストは一般観覧可能(大人入場料1000円、駐車無料/近隣2市1町の在住在勤者は入場無料)。オープンピットやコース体験走行といったファンイベントも実施されており、平日にしては多くのファンが来場している。2日目の明日(24日)もオープンピットと体験走行は実施予定で、合同テストは9時30分からと13時30分から、それぞれ約2時間の走行が予定されている。

《遠藤俊幸》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. JFEスチール、国内初のスタンプチャージ式大型コークス炉が稼働…環境負荷を軽減
  3. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  4. 使い勝手抜群のOttocast P3 Pro・OttoSafe Cam・Screen AI徹底比較! 愛車に合うモデルと機能の違いを解説PR
  5. 【トヨタ bZ4Xツーリング 新型試乗】「これなら売れるに決まってる」ただ長くなっただけじゃない、別モノの進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る