【バンコクモーターショー15】デミオとミラージュのセダンが買えるタイ…スズキの新型も登場

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マツダ2のセダンモデル(バンコクモーターショー15)
マツダ2のセダンモデル(バンコクモーターショー15) 全 17 枚 拡大写真

現地を訪れたことのない人には信じられないかもしれないが、タイの道を走っているクルマはほとんどが日本車である。その割合は目測で8割以上だ。日本の各自動車メーカーは現地生産工場を持っていて、今ではタイ国内に向けた製造を担当するだけでなく海外に輸出する生産拠点にもなっている。

おもしろいのは、日本で販売されていない日本車が存在することだ。たとえばマツダは『マツダ2(デミオ)』の4ドアセダンをラインナップ。今年1月にハッチバックとセダンが同時に発売されたが、なんとタイでは日本の『CX-3』同様にディーゼルエンジンのみのラインナップとなっているから驚く。価格はハッチバックもセダンも67万5000バーツから79万バーツ(日本円で約250万円~292万円)となっている。

そしてモーターショープレスデー初日には、ガソリン仕様(スカイアクティブ-G 1.3)も追加すると現地の公式ウェブサイトで予告。どうやらセダンに積まれるようだ。

また、三菱は『アトラージュ(Attrage)』と呼ばれる『ミラージュ』のセダンを販売している。ホイールベースはミラージュよりも100mm長く、パワートレインは同様の1.2リットル直列3気筒。価格は44万9000バーツ(約166万円)からだ。

いずれもポジションニングとしては、日産が日本で販売している『ラティオ』(いわば『マーチ』のセダン版でこれもタイ製)と同じと考えていいだろう(デミオは価格帯が上になるが)。ハッチバックとの最大の違いは広いラゲッジスペースが存在することで、実用的な小型車が欲しい人にとっては魅力的な選択肢である。

また、スズキからはインド市場で発売されている『シアズ(Ciaz)』というセダンが出展されている。詳細は23日のプレスデーで発表されると思われるが、これは日本でも発売されていた『SX4』の後継的なモデルで、全長は約4.5mと少し大きめだ。

《工藤貴宏》

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