JR九州などは3月23日、「ドリカム新幹線」プロジェクトを始めると発表した。吉田美和さんと中村正人さんの音楽ユニット「DREAMS COME TRUE(ドリカム)」がキャンペーンソング「九州をどこまでも」を制作。7月からはラッピング車「SPECIALドリカム新幹線」の運行が始まる。
このキャンペーンでは、ドリカムの二人が出演するテレビCMを、3月25日から4月30日まで九州地区で放映。JR九州の主な駅などでも「ドリカム新幹線」のポスターを掲出する。九州新幹線800系電車の車内では、「九州をどこまでも」にのせて、ドリカムの二人による車内放送を実施する。
「九州をどこまでも」を制作したドリカムの二人によると、音は「九州の大都会や原風景を疾走する新幹線」を表現しており、歌詩には「四季とともに語られる九州新幹線のお客様の物語り」を織り込んだという。
「SPECIALドリカム新幹線」は、7月7日から8月31日まで運行する予定。800系を使用し、博多~鹿児島中央間で運用する。ドリカムの二人を描くほか、事前に募集した「夢」を星形に切り抜いて車体にちりばめるという。
「夢」の募集は「あなたのDREAMS大募集!!」と題し、3月24日から5月10日まで専用ウェブサイトなどで受け付ける予定。募集テーマは「九州新幹線でこんな旅をしたい」としている。応募者にはオリジナル壁紙をプレゼントするほか、抽選で777人にキャンペーンソングをプレゼント。さらに抽選で50組100人を、7月7日に実施する「SPECIALドリカム新幹線」の特別運行に招待する。特別運行は博多~鹿児島中央間で実施する予定だ。