【ホンダ S660 プロトタイプ 公開】ホンダの軽ミッドシップ、新旧比較… ビート と S660 を並べてみた

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ『S660』プロトタイプ(ブルー)。銀色のクルマは1991年に登場した『ビート』。袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県)で3月中旬に開催された試乗会にて
ホンダ『S660』プロトタイプ(ブルー)。銀色のクルマは1991年に登場した『ビート』。袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県)で3月中旬に開催された試乗会にて 全 32 枚 拡大写真

ホンダは、4月上旬発売予定の『S660』のプロトタイプ試乗会を実施。会場で1991年に登場した『ビート』を並べて配置し、同社の軽ミッドシップスポーツの新旧を比較。再び世に問う「ミッドシップエンジン・リア駆動、オープン2座」は、24年の時を経たいま、どう映るか。

ビートとS660は、写真を見ればひと目で「サイズが違う」とわかるはず。ビートが生まれた時代の全長3300mm×全幅1400mm×全高2000mmという規格に対し、現規格は前後が100mm、車幅が80mm、拡大されている。その枠いっぱいでつくられたS660は、ビートよりも“やや大きい”と感じるかもしれない。

正面から見ると、フロントまわりがより“ふくよか”になった。開発スタッフは「衝突安全性や収納スペースなどさまざまな理由があるが、サスペンションのストロークをできるだけ長く持たせたいという意向も反映されている」と話していた。

真横から見ると、ウェストラインが高い位置を走り、左右の窓はより小さくなった。曲線と直線が有機的に結びつき、複雑な抑揚を持ち合わせたボディは、より躍動感が増した感。フロントウィンドウはビートより拡大したようにも見える。

大きく異なるのは、座席直後のつくり。折りたたみ式のルーフを持つビートに対し、S660はロールバーと“巻き寿司タイプ”のルーフが付く。大きなエンジンフードを開けると、S660の“心臓部分”が見渡せる。

「まったく新しいクルマ。ビートの後継ではない」とスタッフたちは口をそろえる。それでも並べてみると、「おっ!」という顔で自社の新旧軽ミッドシップスポーツを各方位から見つめる姿があった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る