英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは3月24日、米国で4月に開催されるニューヨークモーターショー15において、『レンジローバー スポーツ』の2016年モデルを初公開すると発表した。
ニューヨークモーターショー15では、新たな高性能グレードとして、『レンジローバー スポーツHST』が初公開される。これに合わせて、ランドローバーは、レンジローバー スポーツ全車に小改良を施す。
2016年モデルでは、「SDV8」ディーゼルエンジン搭載車に、アイドリングストップを採用。「SDV6ハイブリッド」の環境技術も応用し、CO2排出量を169g/kmから164g/kmに引き下げた。
また、米国市場には、新ディーゼル車を導入。3.0リットルV型6気筒「Td6」ターボディーゼルは、最大出力254hp、最大トルク60.8kgmを発生。米国での燃費は、複合モードで10.2km/リットルを実現する。
さらに2016年モデルには、車両後部の下に足を入れるだけで、テールゲートが開けられる「ジェスチャー・テールゲート」を装備。乗降性を引き上げる「オートマチック・アクセス・ハイト」も採用されている。