【アニメジャパン15】「ガンダム Gのレコンギスタ」が完成するまでを生体験

エンターテインメント 映画・ドラマ・映像作品
 
  全 23 枚 拡大写真

AnimeJapanでは例年、アニメーションの制作にスポットライトを当てる、いわゆる「メイキング」系の企画が実施される。AnimeJapan 2015では、TVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』を例にとり、アニメーション制作の各工程を、スタッフ陣のコメントを交えつつ、豊富な資料で紹介する展示企画「ProductionWorksStreet」が行われていた。

【画像全23枚】

シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』の生みの親のひとりであり、その後もシリーズを牽引してきた富野由悠季。『ガンダム Gのレコンギスタ』は、そんな富野が自ら手がけるTVシリーズ「ガンダム」最新作としてアニメファンから注目を集めているタイトルであり、さらにAnimeJapan 2015の開催期間に、オンエアも継続中の現行タイトルということで、ブース内には常時多くの人が詰めかけていた。

展示は、作品の大元となる「企画」に始まり、「脚本」「絵コンテ」「キャラクターデザイン」「背景」「原画」「動画」「CG」「仕上げ」「撮影」「編集」「音響」「ビデオ編集」と順をおって展開。完成したフィルムの上映と、「商品展開」として各種アイテムの展示も行われており、作品づくりの入り口から出口までを一気に体感することができる内容となっていた。
物珍しげに各セクションの説明文を読む人、各コーナーに設置されたスタッフアンケートの回答をじっくりと読みふける人、絵コンテや原画、タイムシート、各種作業時における注意事項をまとめた資料などを食い入るように見つめる人など、ライトユーザーからコアユーザー、はたまた業界人らしき人まで、客層もさまざま。各セクションには、ガンプラを使った「アニメ制作あるある」マンガもパネル展示されており、こちらも来場者の笑いを誘っていた。

訪れた人の中から、名スタッフが生まれる日も遠くないのかもしれない。
[後川永]

「ガンダム Gのレコンギスタ」のできるまでを一望  AnimeJapan 2015のProductionWorksStreet

《後川永》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  2. ダイハツ『ロッキー』改良新型、新グリルで表情変化...インドネシアで発表
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る