【鈴鹿8耐】2015年の概要発表…4メーカーが最強の布陣で王座を狙う

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2015 鈴鹿8耐 概要発表会の様子
2015 鈴鹿8耐 概要発表会の様子 全 13 枚 拡大写真

27日、東京ビックサイトで開幕した東京モーターサイクルショー15の会場内で、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」(鈴鹿8耐)の概要発表会が行なわれた。

38回目を迎える伝統の耐久レース。今年は7月23日から26日の4日間で開催し、コカ・コーラ ゼロが引き続き冠スポンサーとして大会をサポート。なお観戦チケットは5月10日から発売される。

昨年はカワサキのワークスチームである「Team Green」が13年ぶりに参戦した他、ヨシムラ・スズキからケビン・シュワンツも参戦するなど話題が多かった8耐。今年もそれに勝るサプライズ発表として、昨年王者のMuSASHi RT HARC-PROから、2度のMotoGP王者に輝いたケーシー・ストーナーが参戦するというアナウンスがあり、集まった報道陣や発表会の観覧していた一般客からはどよめきの声が上がった。

その他にも今年は、ヤマハがファクトリーチームでのワークス参戦を開始。カワサキは引き続きTeam Greenで王座を狙う。プライベーターチームがメインとなるスズキは8耐名門であるヨシムラと、ここ2年話題性の多いライダーを起用し注目集めているTEAM KAGAYAMAらも参戦を表明。ヤマハを除く各陣営がステージに登壇したが、全員がストーナーとの対決を心待ちにしている様子。「ストーナーと戦えるのが楽しみ。強力なライバルを倒して8耐で勝利したい」というコメントが大半を占めていた。またストーナー以外にも現在交渉している注目ライダーが多数いる模様。今後の各陣営の動向からも目が離せない。

発表会で挨拶したモビリティランドの曽田浩社長は「各メーカーが積極的に参画することで、バイクブームに沸いた1980年代のような熱気を再び取り戻せるよう、我々も全力で取り組んでいきます。是非一人でも多くの方に鈴鹿サーキットへ足を運んでいただき、今年の鈴鹿8耐をお楽しみいただきたいと思います」とコメント。例年になく国内4メーカーが気合いを入れている今年の鈴鹿8耐も、熱い戦いが繰り広げられそうだ。

《吉田 知弘》

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