2005年創業の英新興ブランド「charge Bikes」の2016モデル

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シンプルに街で楽しむ自転車、英国のチャージバイクス…開発担当者が来日
シンプルに街で楽しむ自転車、英国のチャージバイクス…開発担当者が来日 全 36 枚 拡大写真

イギリスに拠点を置く自転車ブランド、charge Bikes(チャージバイクス)の開発担当アッシュ・クラーク氏が来日。同社の2016年モデルの発表を3月25日、東京都内で行った。

チャージバイクスのブランドコンセプトは「シンプル&モダン」だ。ユーザーにはシンプルに自転車を買ってほしい、自転車に対する予備知識がなくてもどういう自転車なのかすぐに理解できるものを提供する。そんな想いで開発がされているという。

同社が設立されて間もない2005年頃、ストリートに適したシングルギアの自転車が流行したが、市場にはパッケージされた商品がなく、ユーザーは通常のロードバイクを自らカスタマイズして乗っていた。そこでカスタムする知識がない人でも楽しめるように企画されたのが、現在もラインアップされる「PLUG」シリーズだった。

自転車を提供するメーカー側が「こういうものがいい」と掲示して販売をするのではなく、毎日自転車に乗っている人たちが作り上げていったもの、それを簡単に手に入るように企画を進めるのがチャージバイクスだ。ターゲットにしている客層は、最新のテクノロジーが投入された自転車が欲しい人ではなく、見た目や生活の中で使うことに主眼を置く人たちだ。

それがチャージバイクスの展開する自転車のネーミングにも表れている。PLUG(プラグ)、GRATER(グレーター)、COOKER(クッカー)と、日常で使う用品の名前が付けられている。コンセントに刺す”プラグ”、おろし金を意味する”グレーター"、料理用なべの”クッカー”だ。

プラグはロード、グレーターは街乗りのアーバン、クッカーはマウンテンというカテゴリーに位置付けられている。2016年はその3つのカテゴリーから、それぞれフレーム素材やパーツ構成などでグレードを変えて6モデルが展開される。

TANGEブランドのクロモリフレームチューブを使った自転車の他、アルミモデル、チタンモデルも用意されている。シンプルなシングルスピードから、ワイドレシオのギアを装備したもの、流行のファットバイクまで、目的に応じて好きなモデルが選択可能。

ハンドルもドロップバー、フラットバー、ブルホーンバーと仕様によって様々だ。タイヤはシティユースのストリートバイクを想定して安定する太いタイヤを選択、キャリアを装着するダボ穴を設けるなど細かい配慮も行き届いている。

「シンプルに街で自転車を楽しんで欲しい」というチャージバイクス。英国人の遊び心が伝わってくる、そんな自転車だ。2016年モデルの発売時期、価格などは今後発表される。

シンプルに街で楽しむ自転車、英国のチャージバイクス…開発担当者が来日

《五味渕秀行@CycleStyle》

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