【バンコクモーターショー15】トランスフォーマーという名のSUV…はたしてその正体は?

自動車 ニューモデル モーターショー
タイルーン・トランスフォーマー
タイルーン・トランスフォーマー 全 16 枚 拡大写真

タイに地元資本の大手自動車メーカーは存在しないが、タイで開発された独自ブランドの車種はある。ショー会場で見かけた『トランスフォーマー』もそんな1台だ。

【画像全16枚】

トランスフォーマーは、タイルーンという企業グループが製造するオフローダー。トヨタのピックアップトラック『ハイラックス・ヴィーゴ』に独自のボディを架装したもので、フレームやエンジン、それにインパネはベース車両そのままとなっている。

つまりホイールベースは3085ミリメートル、エンジンは3リッター直4。ただしボディはまったく独自に開発されたもの。曲面のない簡素な造形だが、すべて樹脂ではなく鋼板で作られている。

タイではかつて、ピックアップトラックの荷台を豪華なキャビンに改造するコーチビルダーがいくつか活躍していた。タイルーンもそうした架装ビジネスで知られていたが、自動車メーカーのSUVラインナップが充実したことで需要が減少。

しかし同グループでははもともと、トヨタ以外にも複数の自動車メーカーと提携を結んでいて、現在もタイ国内でそれぞれのブランドの車種を組み立てる工場を運営している。そうして得た技術力やノウハウを活用し、独自車種の生産を手がけるようになった。

しかしトランスフォーマーは最初から乗用SUVとして開発されたのではない。まずタイ陸軍のために多目的車両、MUV4を開発。MUVとは「ミリタリー・ユーティリティビークル」の略。そしてそれを民生用に仕立て直し、販売しているのがトランスフォーマーとなる。

見た目は若干ハマーに似ている印象もあるが、それもそのはず。軍用車両を民間向けにするという、もともとの出自が同じなのだ。

《古庄 速人》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
  2. 英国製アナログスーパーカー、Nichols『N1A』生産開始--700馬力V8で車重900kg以下
  3. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
  4. 斬新すぎるホンダの電動二輪『EV アウトライヤー・コンセプト』が世界的デザイン賞に
  5. 日産公認「SKYLINE GT-R (R34) Tシャツ」、予約販売開始…ディテールをコラージュ風に配置
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る