ホンダ峯川専務、エコカー減税見直し「我々としては決して悪くはない」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ 峯川尚 専務執行役員
ホンダ 峯川尚 専務執行役員 全 3 枚 拡大写真

ホンダの峯川尚専務執行役員は3月30日に都内にある本社で開いた新車発表会後、報道陣の囲み取材に応じ、4月以降のエコカー減税の基準見直しに伴う影響について「我々としては決して悪くはない」との見方を示した。

峯川専務は4月以降の基準見直しに関して「より厳格になっていくわけなので、ハイブリッド車には追い風」とした上で、「比較的ハイブリッドのラインアップをしっかりもっている我々としては決して悪くはないだろう。新しい税制にはそれほど困ることなく対応はできると思う」と述べた。

同様に4月以降、自動車税が増税になる軽自動車への影響は「もっと駆け込み需要があるのではないかとみていたが、実際には比較的穏やかだったので、このまま穏やかに推移するのかどうかを見極めないとなかなか難しい」としながらも、「ただし軽は日本人の足として定着した乗り物であるので、多少影響はあっても元のように回復していくと思う」と語った。

一方、同日発表した軽オープンカー『S660』に関しては「ホンダのアイコンのようなモデルなので、大事に育てたい。しっかりと長く売っていきたい。台数的にはあまり貢献は大きくないと思うが、ホンダのブランドをもう少し明確にしていく役割を果たしてもらいたい」と期待を寄せた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る