【鈴鹿8耐】復帰2年目のカワサキ「TeamGREEN」、注目の第3ライダーは?

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
No.87 Kawasaki Team GREEN(鈴鹿8耐2014)
No.87 Kawasaki Team GREEN(鈴鹿8耐2014) 全 6 枚 拡大写真

27日に開催された「2015“コカ・コーラ ゼロ 鈴鹿8時間耐久ロードレース」の記者発表会に、今年も参戦を表明しているカワサキのTeam GREENの監督とライダーが登場。意気込みを語った。

昨年、13年ぶりにメーカー直系である「TeamGREEN」が8耐に参戦。しかし、目まぐるしく変わる天候に翻弄され上位争いから脱落。トップから5周遅れの12位に終わった。

今年も現場で指揮をとる釈迦堂利郎監督は「13年のブランクを感じました。参戦を果たしたものの見よう見まねで8耐に出たという感じで思うような結果を残せず、応援してくれたファンの皆様には申し訳なかったです。今年はその経験を生かして表彰台、そして優勝を目指したいです」と昨年の8耐を振り返った。

また今年もエースライダーとしてチームを引っ張る柳川は「昨年は経験がない部分が出たレースでした。その経験を生かして今年は面白いレースができると思います。是非期待していただければと思います」と、復帰2年目の挑戦に向けて手応えを感じている様子だった。

そして気になる今季の参戦体制。すでに柳川と全日本ロードレース選手権に参戦中の渡辺一樹の参戦は決まっているが、そこに今年は2012年の8耐ウィナーであるジョナサン・レイが加わるのではないかと見られている。昨年までF.C.C. TSR Hondaから参戦し予選でも抜群の速さを見せつけていたが、ペアライダーの転倒により勝利を逃している。今年は彼の主戦場であるスーパーバイク世界選手権でホンダからカワサキに移籍。その流れでTeamGREENでの8耐参戦という噂が上がっているのだ。

これについて、ステージに登壇したカワサキ・モータースジャパン取締役の清水泰博氏は「今日の発表を期待されていたかと思いますが、現在第3ライダーについては調整中です。申し訳ありませんがもう少々お待ちください」と説明。正式決定にはもう少し時間がかかるようだが、もし本当にレイが加入することになれば、間違いなく優勝候補の一角として昨年王者のMuSASHi RT HARC-PROをはじめとする各ライバルを脅かす存在になるだろう。

昨年にも増して力が入っているTeam GREENから目が離せない。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る