横浜ゴム、米国タイヤ生産子会社が環境NPOから表彰される

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ニール・デルトン環境衛生部長(中央)から「エンバイアラメンタル・ウォリア・アワード」を受け取るYTMV村上徹郎社長とクリスチャン・イェイツ部員(右)
ニール・デルトン環境衛生部長(中央)から「エンバイアラメンタル・ウォリア・アワード」を受け取るYTMV村上徹郎社長とクリスチャン・イェイツ部員(右) 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムの米国タイヤ生産子会社ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・バージニア(YTMV)は、環境NPOバージニア・ウォーター・エンバイアラメンタル・アソシエーション(VWEA)が選ぶ「2015年産業廃棄物及び前処理環境優秀賞」で、「エンバイアラメンタル・ウォリア・アワード」を受賞した。

同賞は今年新たに設けられた賞で、特に環境改善が顕著な企業などに与えられる。表彰式は3月3日、同州シャーロッツビルで行われ、YTMVの村上徹郎社長が出席した。

VWEAはバージニア州の水資源保護を目的に1947年に設立された団体で、市民や環境学者、州政府職員などによって構成されている。今回YTMVが表彰されたのは、工業用水処理の順守・改善のほか、長年に渡る環境保全への取り組みが評価されたもの。

YTMVは2007年に環境に関する国際規格であるISO14001の認証を取得して環境保全を進めてきた。2014年において産業廃棄物の排出量を対2012年比で約45%削減、また2014年12月末時点で廃棄物埋立て比率を2.5%まで低減し、2015年には0%を計画している。

さらに2014年、YTMVはバージニア州環境優秀プログラムの最高レベル「E4」を導入し、エネルギー使用の効率化、水資源管理、化学物質管理、従業員の環境意識向上などに取り組んでいる。CSR活動にも意欲的に取り組み、従業員による地域の渓谷や河川の清掃、地域住民に家電品や紙のリサイクルを呼びかける環境イベントなども開催している。

《纐纈敏也@DAYS》

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