あわや接触、間一髪の回避…プロフェッショナルが力を結集した“Dance of F”撮影現場[動画]
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“DANCE of F”は、レーシングカーの『RC F GT500』『RC F GT3』、スーパースポーツの『LFA』と2台の『RC F』が、富士スピードウェイを同時に走り、レクサスの「操る楽しさ」「意のままの走り」を映像で表現するというもの。
今回集結したドライバーはLFAがベテランの駒形行春選手、GT500がSUPER GTでも同マシンを駆る石浦宏明選手、GT3が片岡龍也選手、RC FがD1ドライバーの佐久間達也、川畑真人選手。そしてドライバーの監督には木下隆之氏が当たり、撮影陣や機材も国内最高峰のチームを擁して臨んだ。
撮影が行われたのは、富士スピードウェイが凍てつく2月初旬。レーシングコースを貸し切りができるのは1日限り、しかも4時を過ぎれば西日で撮影が難しくなる厳冬期。前日に機材や車両の搬入や打ち合わせがおこなわれ、いよいよ本番の撮影。
撮影当日の天気予報は晴れだったが、突然の天候変化が数々のドラマを生んできた富士スピードウェイ、朝方からいきなり雪が舞いはじめるという、予想外の展開に。レーシングコースは瞬く間に雪景色と化し、慌ててレインタイヤに履き替えるマシンも。このままでは撮影困難かとも思われたが、幸いにもその後は天候が急回復。
このムービーがすごいのは、レースシーズンを控えてテストの真っ最中である本物のレーシングカーや貴重なLFAがあわや接触というほどの激しい走りを見せるところ。激しいドリフトを繰り広げるさなか、スピンする前車を間一髪のところで回避する反射神経とドライビングスキルは感嘆のひとこと。各方面のプロフェッショナルが持てる技術の全てを投じた“Dance of F”の醍醐味を味わっていただきたい。
《レスポンス編集部》