JAXA、「空港低層風情報」を2016年度から実用化…システム開発を開始

航空 企業動向
パイロットはACARSを通じて、飛行中に情報を得ることが可能
パイロットはACARSを通じて、飛行中に情報を得ることが可能 全 2 枚 拡大写真

気象庁は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で研究開発してきた「空港低層風情報(ALWIN)」が、2016年度からの実用化に向けたシステム開発を開始すると発表した。

ALWINは、気象庁が成田国際空港などに設置した空港気象ドップラーライダーや、ドップラーレーダーの観測データから、JAXAの気象情報技術により、着陸進入経路上の風情報を、航空会社の運航支援者やパイロットへ伝えるシステム。

パイロットは、管制官や運航支援者からの無線交信に加え、大半の旅客機が装備するデータリンク装置「ACARS」を使って、タイムリーに情報を得ることが可能となる。さらに、事前に風の変化に備えることもでき、安全で高効率な航空機の運航に役立つ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る