ヤマハ YZF-R1/R1M が日本導入…5月末、プレストコーポレーションより

モーターサイクル 新型車
ヤマハ YZF-R1M
ヤマハ YZF-R1M 全 16 枚 拡大写真

ヤマハ発動機二輪製品の輸入・販売を主に手がけるプレストコーポレーションは、ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R1』および『YZF-R1M』の国内導入を発表した。価格はR1が237万6000円、R1Mが318万6000円。

YZF-R1は、ヤマハのスポーツモデルのフラッグシップ。今回の新型は2014年の11月にミラノショー「EICMA」でワールドプレミアされた。

新型に搭載される直列4気筒エンジンは、吸排気バルブの大径化と、ピストンのショートストローク化などにより、圧縮比13:1の高圧縮化を実現。加えてYZF-Rシリーズとしては初のロッカーアーム方式を採用し、さらにロッカーアーム摺動部にダイアモンドライクカーボンコーティングを施すことで、優れたバルブ追従性を確保している。

また今回の新型では、市販車としては世界初の6軸制御センサーを搭載。高度な車両姿勢の検知を可能とすることで、つねに最適なエンジンパワーを制御することが可能。具体的な機能は、トラクションコントロール、スライドコントロール、リフトコントロール、ローンチコントロール、クイックシフトの5つの制御システムを搭載する。

さらに、上位機種のR1Mでは、オーリンズ製の電子制御サスペンションを搭載。走行状況に応じて前後サスの伸・圧側減衰力の統合制御を行ない、サーキットでのポテンシャルを引き上げる。制御システムは「オート」と「マニュアル」があり、さらに両モードで3つの走行モードを選択することが可能だ。

今回の日本導入にあたり、プレストコーポレーションでは、日本の法規に適合したマフラーを装備した。新型の発売は2015年5月末の予定。また同社は現在、MAZDAターンパイク箱根において常設展示を行なっており、5月の大型連休頃まではYZF-R1Mを展示予定。

《阿部哲也》

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