太田国交相「徹底した原因究明を」…青函トンネルの発煙トラブル

鉄道 行政
青函トンネル内での発煙トラブルが発生した『スーパー白鳥』の789系。過電流によって配線が焦げて発煙したとみられている。
青函トンネル内での発煙トラブルが発生した『スーパー白鳥』の789系。過電流によって配線が焦げて発煙したとみられている。 全 2 枚 拡大写真

4月3日に青函トンネル内で発生した特急『スーパー白鳥34号』の発煙トラブルについて、太田昭宏国土交通大臣は4月7日の閣議後会見で「徹底した原因究明と適格な再発防止対策が実施されるよう、しっかり指導していきたい」と述べた。

太田国交相によると、JR北海道が緊急対策として同型車両31両を調査。その結果、問題がないことを確認したという。また、「1年後には(在来線と線路を共用する)北海道新幹線の開業が予定されており、避難誘導も含めた規定を定めることになるが、今回の事案を含め、万全の態勢をとるよう指示をしたい」と述べた。

今回の発煙トラブルでは、乗客がトンネル内の避難施設(竜飛定点)に移動。定点と地上を結ぶケーブルカーで避難したが、小型のケーブルカーは一度に乗れる人数が少なかったため9往復し、トラブルの発生から避難完了までに5時間半かかっている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る