【F1 中国GP】今季2勝目のハミルトン、ピレリ P Zero 装着の効果は
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ハミルトンは、ピレリ P Zero イエロー・ソフトで1分35秒782を記録し、中国で5度目のポールポジションを獲得。決勝レースでも終始、安定したドライビングで今季2勝目を飾った。
P Zero ホワイト・ミディアムは、作動温度領域が低く、P Zero イエロー・ソフトは作動温度領域が高いコンパウンドを採用。広範囲に渡るコンディション下で効果的なタイヤ動作を確保する。
予選第1ラウンド(Q1)、メルセデスは、ソフトよりもラップあたり2秒近く遅いミディアムタイヤで走行。ミディアムタイヤのみで予選を通過した唯一のチームとなった。
Q2では、ドライバー全員がソフトタイヤを使用。上位勢同様に下位の方でも0.2秒を切る差の接戦が見られ、勢力拮抗の様子が浮き彫りになった。上位勢では大半が1回のみのランを行った。
Q3も新品ソフトタイヤによる戦いとなり、ドライバーたちは極限までプッシュ。ハミルトンは、1回目のランでポールポジションを決め、メルセデスとフェラーリは、予選で新品ソフトタイヤを1セット温存した。
午前中に行われたフリー走行(FP3)でも、ハミルトンがソフトタイヤで1分37秒615の最速タイムを記録。ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルが最速となったQ1を除く中国グランプリの全セッションでトップに立っていた。
《纐纈敏也@DAYS》