関東運輸局、山手線トラブルで警告書発出

鉄道 行政
関東運輸局はJR東日本に対し、今回の山手線トラブルに対する警告書を発出した。写真は神田~秋葉原間の架道橋上に見える傾いた支柱。
関東運輸局はJR東日本に対し、今回の山手線トラブルに対する警告書を発出した。写真は神田~秋葉原間の架道橋上に見える傾いた支柱。 全 2 枚 拡大写真
国土交通省関東運輸局の越智政弘鉄道部長は4月12日、JR東日本の安全統括責任者である川野辺修鉄道事業本部長宛で、今回の山手線・京浜東北線トラブルに対する警告文書を発出した。

警告書によると、トラブルは4月12日6時10分頃、神田~秋葉原間で発生。京浜東北線の大宮方面行き北行列車の運転士が、同区間で電化柱が倒れているのを見つけ、運転指令に報告した。この影響で山手線と京浜東北線は同日15時30分頃まで運転を見合わせたが、けが人はなかった。

同区間では3月25日夜に架線設備の改良工事が行われている。4月10日夜には電柱の一部が傾いていることが確認されたため、4月13日夜に改修工事を行う予定だったという。JR東日本は「架線からの引張り荷重により電化柱が倒れたものと思われる」とし、詳細を調べている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. VW、自信を取り戻した欧州の巨人…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る