フェルダのグラフェン生産施設、2年以内に完成…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
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農園運営大手のフェルダ・グローバル・ベンチャーズ・ホールディングス(FGV)は、高純度のカーボン・ナノチューブとグラフェンの生産施設が2年以内に完成すると明らかにした。4月10日付のベルナマ通信、4月11日付のニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

ヤシ下流部門のザカリア・アーシャド氏によると、工場の建設には1500万リンギが投じられ、生産能力は1日9キログラムとなるという。建設候補地については未確定ながら、FGVの敷地内に建設される予定。2020年までに90億リンギの売り上げ、9000人分の雇用を創出することが見込まれている。

高純度カーボンナノチューブやグラフェンは、新世代の電子機器の原材料として、航空産業、通信産業、ゴム産業、パーム油産業、電子産業など多様な産業において使われる可能性があり世界的に注目が集まっている。

FGVは昨年、ケンブリッジ・ナノシステムズとの合弁事業と、FGV-ケンブリッジ・ナノシステムズ(FGV-CNL)を通じて、高純度のカーボン・ナノチューブとグラフェンをメタンガスなどのアブラヤシ農園からでる副産物を原料に製造する計画を発表。英国のケンブリッジにおいてグラフェンを生産しており、生産量は年間50-100トンとなっている。

《広瀬やよい》

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