ジャガー XE、英国で生産開始

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英国で量産が開始されたジャガーXE
英国で量産が開始されたジャガーXE 全 5 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは4月13日、新型車のジャガー『XE』の生産を英国工場で開始した。

ジャガーXEは2014年秋、パリモーターショー14で初公開。中型セダン/ワゴンの『XF』の下に位置するジャガーの新しい小型スポーツセダン。メルセデスベンツ『Cクラス』、BMW『3シリーズ』、アウディ『A4』、レクサス『IS』など、欧州Dセグメント・プレミアムカー市場に参入するために開発された新型車となる。

XEは、SUVコンセプトカー、『C-X17』で提示した先進のアルミ構造を採用する最初の市販車。軽量なアルミ素材を、車体構造全体の75%に採用した。ジャガーカーズによると、XEがクラスで唯一、アルミ製モノコックを使うモデルになるという。ボディサイズは、全長4672mm、全幅1850mm、全高1416mm、ホイールベース2835mm。

また、ジャガー・ランドローバーが新開発した新世代エンジン、「インジニウム」を搭載。XE用のインジニウム・ガソリンエンジンは、直噴2.0リットル直列4気筒ターボで、2種類のチューニングが存在。最大出力は200ps、最大トルクは28.6kgmを発生する。高出力版は、最大出力240ps、最大トルク34.7kgm。240ps仕様の場合、0-100km/h加速は6.8秒、最高速は250km/(リミッター作動)の実力。

4月13日、ジャガー・ランドローバーの英国工場から、ジャガーXEの量産第一号車がラインオフ。ジャガー・ランドローバーの購買担当ディレクター、イアン・ハーネット氏は、「英国が引き続き、世界で高い競争力を持っていることは、英国自動車産業に携わる全ての人々にとって、素晴らしいニュース」と述べている。

《森脇稔》

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