デリーのスラムを一掃するためには、5000億ルピーという州予算の1.5倍におよぶ予算が必要であるとの試算が発表された。
同州の昨会計年度の支出は3500億ルピーであった。
デリー都市シェルター改善局は既にこれに関する詳細な報告を都市開発機構に対し提出している。
同市内では675ヶ所のスラム地区に30万世帯以上が拡がっており、以前にも同様の計画が提出されたことがあったが実現していない。
2008年にこれらの世帯を移住させるための住宅建設が始まり、2年前には1万4千世帯分以上が使用可能になったにも関わらず、バワナにある居住区に8ヶ所から266世帯が移住したにすぎない。
現在も4万5千棟の住宅が建設中であるとタイムズオブインディアは伝えている。