印カルナータカ州IT省、アマゾンの移転に警告

エマージング・マーケット インド・南アジア

eコマース大手アマゾンとカルナータカ州政府の膠着状態が続いているとタイムオブインディアが伝えた。

アマゾンがその出資先をカルナータカ州から隣りのテランガーナー州へ移すと発表する一方で、カルナータカ州のIT省SRパティル大臣は10日、同州政府の「非協力的態度」を理由に今後全ての出資を引き揚げることは、同社自身の首を絞めることになると話した。

またこの件についてシッダルマイアー州首相とも会談を行ったとしている。

テランガーナー州に配送センター(FC)を建設するにあたって、アマゾンはカルナータカ州の規定がeコマース業者の需要に即していないと指摘している。

同社はFCが商品を保管する倉庫であり、パッキングや発送といった業務はビジネスと直接の関係はないため、VAT(付加価値税)の支払いを免除すべきであると主張していた。

これに対してパティル大臣は、カルナータカ州は他州と競うつもりはないとし、また仮にアマゾンがテランガーナー州に移転してもいかなる免税措置も行われないだろうと話している。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  6. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  7. トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
  8. 「国内にもガソリンターボを!」直6ターボ×黒アクセントのマツダ『CX-90』に日本のファンも熱視線
  9. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  10. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る