NEXCO西日本、ガス欠対策の社会実験を中国道で開始…指定GSでの給油なら一時流出OK

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中国道 GSがない区間
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NEXCO西日本中国支社は、高速道路外ガソリンスタンドサービス社会実験を4月20日から1年間に渡り実施すると発表した。

今回の社会実験は、高速道路上でのガス欠防止が目的。中国自動車道 吉和インターチェンジ(IC)と六日市IC周辺にある市中の指定ガソリンスタンド(GS)にて給油を行い、流出ICと同一ICから1時間以内に再度流入して高速道路を走行した場合、本来目的としたICまで降りずに走行した場合と同一通行料金にするというもの。

中国自動車道は吉和サービスエリア(SA)のGSが閉鎖しているため、現在、安佐SA(広島市)から美東SA(山口県美祢市)の区間、約150kmにGSがない。

NEXCO西日本では、ガス欠対策の取り組みとして、吉和SAでガソリン缶詰の販売を行っているが、さらなるサービスの向上として、今回、市中のガソリンスタンド活用によるガス欠の不安解消や利便性向上を目指し、社会実験を期間限定で実施する。

なお、今回の社会実験はETC車限定で、適用には、指定GSで給油の際にETCカードの確認が必要となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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