【新聞ウォッチ】トヨタ、Jリーグ名古屋グランパスをテコ入れ…会長に豊田章男氏就任へ

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トヨタ自動車 豊田章男社長
トヨタ自動車 豊田章男社長 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年4月15日付

●滑走路外れ22人けが、広島空港、アシアナ機着陸時(読売・1面)

●顔、軽スポーツカーS660を担当したホンダ最年少の開発責任者(読売・2面)

●スバル3車種特別車(読売・8面)

●トヨタメコンでサッカー支援(読売・27面)

●北京の公道でレース、高級車大破、購入資金は親からの援助?(朝日・13面)

●J1名古屋会長豊田章男氏内定、トヨタ自動車社長(朝日・18面)

●もとをたどれば、スーパーカブ、小さくて強い「野獣の子」(毎日・6面)

●ホンダ、タカタ製の異常破裂確認(毎日・6面)

●イモビライザーの装着義務化検討、政府、自動車盗難対策を強化(産経・2面)

●五輪協賛額、最高に、20年東京、12社で1500億円超す(日経・3面)

ひとくちコメント

スポーツ大好きのトヨタ自動車の豊田章男社長にふさわしい会長職が、また舞い込んできた。

トヨタが筆頭株主のサッカー・Jリーグ名古屋グランパスの会長に豊田氏が就任することが固まったもので、4月16日の株主総会で承認される見通しという。14日の東京,日経の夕刊で報じたのに次いで、きょうも朝日などが取り上げている。

それによると、現会長の三田敏雄・中部電力会長が退任するのに伴う首脳人事で、豊田氏自身も2010年から名古屋グランパスの取締役を務めているが、トヨタ自動車から会長職に就くのは初めてだそうだ。

名古屋グランパスは2010年にリーグ初優勝を果たしたが、その後は2年連続10位以下などの不振が続いており、豊田社長が自ら会長に就き「カネも出すが口も出す」ことで、クラブのテコ入れを図る狙いがあるとみられる。

それにしても、トヨタは国際オリンピック委員会の最高位スポンサーを引き受け、豊田社長も経団連など経済3団体がつくる2020年東京五輪・パラリンピックを支援するための協議会の会長職に就任するなど、社会貢献とはいえ公私にわたりスポーツ振興に積極的だ。

《福田俊之》

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