豊田通商、トヨタ進出のメキシコに自動車用鋼管の新加工会社

自動車 ビジネス 海外マーケット
メキシコシティ(資料画像)
メキシコシティ(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

豊田通商は、豊田通商メキシコ、豊通鋼管と共同で自動車に使用される鋼管の加工会社を今年7月にメキシコ・ケレタロ州のケレタロ工業団地内に設立し、10月から操業開始すると発表した。

トヨタ自動車がメキシコ進出を正式に決定したのを受けて、自動車用鋼管の供給体制を整える。

新会社は「トヨタツウショウ・スチール・パイプ・デ・メキシコ」で、資本金が96万6000ドル。出資比率は豊田通商が70%、豊田通商メキシコが20%、豊通鋼管が10%。

豊田通商は、日系自動車メーカーが相次いで生産能力を新・増設してきたメキシコでの自動車生産台数が拡大すると判断、納入先の現地調達ニーズに対応する。

進出するケレタロ州では、日系自動車部品メーカーが進出して工場も拡張しており、近隣のグアナファト州でも、日系自動車メーカーの工場進出が進んでいる。

豊田通商は、2012年2月にメキシコで丸一鋼管グループの鋼管製造会社に出資参画した。今回、鋼管の加工ノウハウを持つ豊通鋼管、現地事情に精通した豊田通商メキシコと、新会社を設立することで、既存の物流網・拠点ネットワークを通じてバリューチェーンを拡充する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る