【新聞ウォッチ】赤字拡大…シャープ3000人リストラ、マック131店閉鎖へ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年4月17日付

●マック131店閉店へ、12月期赤字380億円見通し(読売・2面)

●シャープ、2000億円赤字見込み、3月期、再建計画は大筋合意(読売・10面)

●リニア最速590キロ、世界記録12年ぶり更新(読売・37面)

●賃上げ大手月額8502円、経団連発表、21年ぶり高水準(朝日・5面)

●インド、43社が1兆円超、IT・医薬躍進めだつ(日経・1面)

●助手席側にカメラ、富士重「レヴォーグ」改良(日経・11面)

●タカタ製欠陥エアバッグ、車の設計にも問題か(日経・13面)

ひとくちコメント

円安を追い風に自動車や電機などで好業績の企業が相次いでいる中、経営再建中のシャープと日本マクドナルド2社の赤字が拡大し、存亡の危機に直面している。

シャープは大阪市にある本社ビルの売却や国内社員の1割強にあたる3000人規模の希望退職を募るなどの再建案を、主力取引銀行のみずほと三菱東京UFJ両行に伝え、両行などから計2250億円の出資を得て経営再建を急ぐ。

きょうの日経は「シャープ支援大筋合意、主力2行、2000億円出資」と1面トップで報じたほか、読売も経済面で「シャープ2000億円赤字見込み」とのタイトルで、2015年3月期連結決算の税引き後利益が2000億円超の赤字になる見込みなどと取り上げている。

一方、賞味期限切れ商品の販売と異物混入問題などで客離れが加速している日本マクドナルドホールディングス(HD)は2015年12月期の業績が上場後最大の380億円の最終赤字になると発表。業績悪化に伴い、本社スタッフを中心に100人規模の早期退職募集や、不採算店舗131店を年内に閉鎖するという。

産経は「マック赤字最大380億円、131店閉鎖、希望退職募る」と1面の準トップ。総合面では「マック遠い再建」として、「食の安全新たな対策示さず」「報酬なお高額しわ寄せ現場に」との見出しで伝えている。読売も「マック再建険しい道」。

日経は、「ブランド、迫る『賞味期間』」とのタイトルで「国内の外食産業のパイオニアとして市場を切り開いてきたが、そのグローバルブランドが『賞味期限切れ』の危機を迎えている」と報じている。シャープもマックもリストラ計画を強化しても、ヒット商品に恵まれない限り、いばらの道からは抜け出せないだろう。

《福田俊之》

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