【全日本ロードレース】4メーカーのトップライダー白熱のレース、津田拓也が優勝

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序盤から4メーカーのトップライダーたちが白熱のバトル
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2015年の全日本ロードレース選手権JSB1000クラス第1戦決勝レースが、三重県の鈴鹿サーキットで行われポールポジションからスタートした津田拓也(ヨシムラ スズキ シェル アドバンス)が優勝した。

午前中のウォームアップでウエット路面だったが、決勝前には雨も止みドライコンディションでのレース開催となった。

ポールポジションの津田は、無難にスタートを決めトップで1コーナーを通過。その後、2番手の渡辺一樹(Team GREEN)にすぐパスされるが、すぐに追いつき6周目のダンロップコーナーで逆転。トップを奪う。その後は渡辺に加え、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、高橋巧(MuSASHi RT HARC PRO)も加わって、スズキ、カワサキ、ヤマハ、ホンダの4メーカーが誇るトップライダーが接近戦に。誰がトップに立ってもおかしくないようなバトルを披露した。

その中でも中盤以降は津田が少しずつリードを広げ始めていく。一方、昨年チャンピオンの中須賀も13周目に2位浮上。津田を追いかけたが結局は届かなかった。

終盤はしっかりとしたリードも築き力強い走りをみせた津田がトップチェッカー。激戦が予想された2015シーズン開幕戦を制した。

鈴鹿8耐ではポールポジションを獲得するなど活躍をみせていたヨシムラ スズキだったが、全日本ロードレース選手権では苦戦が続き、1年半ぶりの勝利。そして何よりライバル相手に差をつける走りで優勝できたとあって、パルクフェルメに帰ってきた津田をチーム首脳陣も笑顔で讃えた。

優勝を飾った津田は「昨年は本当に苦労したので、この勝利は嬉しい。渡辺選手と中須賀選手が強くてちょっとでもアクセルを緩めたら抜かれそうだったので、最後まで全力でプッシュしました」とコメント。これから各サーキットを転戦していく2015シーズンを幸先良い形でスタートさせたと同時に、7月に行なわれる8耐に向けても良い弾みをつけた。

《吉田 知弘》

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