【ホンダ S660 発表】エギゾーストが NSX に!? アプリ「サウンド・オブ・Honda」体験

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ S660 サウンド・オブ・Honda 体験
ホンダ S660 サウンド・オブ・Honda 体験 全 20 枚 拡大写真

ホンダ『S660』のMTモデルには、「サウンド・オブ・Honda」と呼ばれる仕掛けが組み込まれる予定。市販に先駆け、そのシステムが搭載されたモデルに試乗した。

【画像全20枚】

サウンド・オブ・Hondaは「iPhone」用のアプリ。アプリ内にはF1マシンのマクラーレンホンダ『MP4/5』、『NSX-R』、『シビックタイプR』のエンジン音がサンプリングされていて、それをS660のエンジン音とシンクロさせてスピーカーからエンジン音を響かせるというものだ。

現代のクルマは非常に厳しい規制で作られていて、実際のエンジン音を迫力のあるものにすることが難しい。そこで、こうしたギミックが流行りつつあるが、音を選べるというのは新しい試み。

まずはマクラーレンホンダMP4/5をチョイスしてみた。停止した状態で、アクセルペダルをあおると、リアルなエンジン音に若干の遅れがあって、スピーカーから乾いたV10サウンドが響く。そのままギヤを1速に入れて走り出す。サウンド・オブ・Hondaの音量はオーディオ側で調整可能。自分の好みの音量で楽しめる。サウンドの種類を選ぶのはiPhone側で行う。

ゆっくりめの速度で走っていると、実際のエンジンとサウンド・オブ・Hondaのエンジン音のシンクロ具合は許容できる範囲に収まっているのだが、ちょっとスポーティに走ろうとするとサウンド・オブ・Hondaから流れる音が遅れてしまうので、運転のリズムが上手に維持できない。

実際の走りではタコメーターよりもエンジンノイズを頼りに走ることも多い。そうしたシチュエーションではこのサウンド・オブ・Hondaが走りの楽しさをスポイルしてしまう。

しかし、サウンド・オブ・Hondaはまだ開発中で、完全な製品版ではない。例えば、タコメーターと連動させるとか、アクセルペダルと連動させるとか…などでよりリニア感を出すことができるはず。ようはエンジン回転と音がシンクロすれば乗りやすさは得られるはずだ。

サウンド・オブ・Hondaは無料アプリとしてリリースしたいということだが、それでもホンダが作るのだから、キチンとしたものにしなければならないだろし、キチンとしたものとして世の中に出て来るはずだ。正式版が登場するのが楽しみ。走りの楽しさが増すはずだ。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 走りが変わる! トヨタ『ヤリスクロス』次期型は新開発直4を搭載!? 新型キックスとガチンコ対決
  2. トヨタ『ハイエース』次期型はハイブリッドで2026年末登場か?…4月のスクープ記事ベスト5
  3. シエンタの音がここまで変わる! 美しきフロント4ウェイの実力[Pro Shop インストール・レビュー]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 後編
  4. モデル末期か? ホンダ『フィットRS』500km試乗で感じた課題と期待…土曜ニュースランキング
  5. 世界最軽量のV6エンジンが北京モーターショー2026で登場…今週のビジネス記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る