【全日本モトクロス 第2戦】女王の座をかけ熾烈な争い…盛り上がるレディースクラス

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連覇を目指すディフェンディングチャンピオン竹内優菜(TEAM HAMMER ホンダ学園)が圧勝。
連覇を目指すディフェンディングチャンピオン竹内優菜(TEAM HAMMER ホンダ学園)が圧勝。 全 19 枚 拡大写真

全日本モトクロス選手権は開幕戦・九州大会から2週間のインターバルをあけて4月20日、埼玉県川越市のオフロードヴィレッジにて、第2戦 関東大会の決勝レースが行われた。

レディースクラスは、昨年王者の竹内優菜(TEAM HAMMER ホンダ学園)が圧勝。2位に畑尾樹璃(グリーンクラブ TEAM MOTOBOY)が入った。

竹内は「第1戦は自分の判断ミスで転んでしまいチャンピオンらしい走りができませんでした。それもあって今回は本当に緊張していて、レースではチャンピオンらしい走りをしようと自分との戦いでした」と、レース後に振り返った。

地元九州での開幕戦を制し、今回も2位と好調をキープする畑尾は、「今回は予選で転んでしまったし、タイムも出ていなかったので、表彰台に乗れるか不安でしたが、なんとか2位で終わることができました。このまま着実にポイントを重ねてチャンピオンを獲れるように頑張りたいと思います」と、話す。

健闘したのは、昨年ランキング6位だった久保まな(SRFスポーツ with KUBO RC J:COM)。表彰台にのぼった感想を聞くと「まだまだ慣れていませんが、これからあと残り8戦、いっぱい(表彰台に)乗れるように頑張ります」と、今後に向けての意気込みを語った。

また、開幕戦では5位、今回は4位と、着々と順位を上げてきているのは「TEAM KOH-Z」の本田七海。畑尾、竹内、安原に続き、今季はランキング4位につけている。昨年のランキング9位から、今年は表彰台の常連を虎視眈々と狙う要注意のライダーだ。

次戦は、5/16-17 世羅グリーンパーク弘楽園(広島)。全日本モトクロスはレディースクラスからも目が離せない。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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