【上海モーターショー15】ラインアップ拡充すすめる日産ヴェヌーシア、「5年で大きな飛躍」

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ヴェヌーシア プレスカンファレンス(上海モーターショー15)
ヴェヌーシア プレスカンファレンス(上海モーターショー15) 全 19 枚 拡大写真

日産の中国合弁会社、東風日産乗用車公司(DFL-PV)が展開するヴェヌーシアは、今年でブランド設立から5周年を迎える。

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20日に開幕した上海モーターショー15では80年代、90年代生まれの若者に向けたSUVクーペのコンセプトモデル『VOW』を初公開。プレスカンファレンスに登壇した周先鵬 副専務理事は「昨年我々は停滞する市場の動向に反し、10万台以上を販売した。この5年で大きな飛躍を遂げている」と自信を見せた。

ヴェヌーシアは2014年7月に4万元を切るエントリーモデル『R30』を、9月にはブランド初のEV『e30』を発売。さらに初のSUV『T70』も投入し、ラインアップの拡充につとめてきた。また、約5億円を投資して「ヴェヌーシア・デザインセンター」「先進工程技術センター」「企業大学」を設立すると発表しており、まさに勢いに乗っていると言える。

周氏も「ヴェヌーシアはこれまで高いクオリティを持った6つのモデルを約30万の顧客に提供してきた。今後も優れた技術と品質を備える商品を市場に投入していく」と述べている。

昨年、日産は中国において、日系メーカートップの122万1600台を販売を記録しているが、前年同期比は0.5%と伸び悩む。2017年から18年には200万台の販売を目指しており、現地ブランドの成長も今後の計画達成に関わる重要な要素となるだろう。

《吉田 瑶子》

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