【トヨタ アクア 試乗】サラリと盛り込まれた「実用車に望まれるもの」…島崎七生人

試乗記 国産車
トヨタ アクアS
トヨタ アクアS 全 7 枚 拡大写真

ドラクエの音楽を用いたTVCMで注目を集める『アクア』。昨年の乗用車販売台数で首位をとったが、CMも話題になるとは“商品性の高さ”は盤石といったところか。

【画像全7枚】

そんな同車だから、最新モデルはテコ入れというより、さらなる魅力の付加が行われたものになっている。ユニークなのは14色と実に豊富なボディカラーと、5つのインテリアが組み合わせて選べるという点。

コストの制約が厳しいコンパクトカーだが、こうした配慮は嬉しい。ベース車(オリジナル)から、いかにお気に入りの“自分仕様”を作れるか…選ぶ段階から楽しめるという訳だ。

試乗車は「S」グレードで、ボディ色は“チェリーパールクリスタルシャイン”、内装は専用設定の“ブリリアントレッド”だった。ファブリックのシート地はしっとりとした感触で質感が高く、ご覧の通り、室内空間を明るく演出している。助手席前のインパネ表皮の貼り込みもアクセントだが、ドライブ中ずっと過ごす室内として居心地のよさは上々だ。

派生モデル「Xアーバン」ではない標準車は、車高は従来どおりで、多少、乗り味の滑らかさが増して感じられた。サッと乗って気安く走り出せるのは変わらない。さらにアクアの場合はEV走行も可能なハイブリッドの威力は絶大で、日常的に低燃費=経済的なクルマであることは1番の魅力。望みたい実用車の要素がサラリと盛り込まれている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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