マグナ、自動車の内装事業を売却へ

自動車 ビジネス 企業動向
マグナの自動車内装事業が手がけたキャデラックの内装
マグナの自動車内装事業が手がけたキャデラックの内装 全 2 枚 拡大写真
カナダに本拠を置く大手自動車部品メーカー、マグナインターナショナル(以下、マグナ)は4月16日、自動車の内装事業を売却することで合意した、と発表した。

マグナの自動車内装事業の売却先は、Grupo Antolin社。同社は、自動車の内装のグローバルサプライヤーの主導的地位にある企業。

両社の合意によると、マグナはGrupo Antolin社に、およそ5億2500万ドル(約625億円)で、自動車内装事業を売却する予定。売却の完了は、2015年第3四半期(7-9月)を見込む。

マグナの自動車内装事業は、欧州、北米、アジアに36の製造拠点を持ち、従業員の総数はおよそ1万2000名。なお、今回の売却には、業績が好調なマグナの自動車シート部門は含まれない。

マグナのドン・ウォーカーCEOは、「今回の売却は、中核事業に集中する戦略の一環」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る