統計局の発表によると、2015年3月の消費者物価指数(CPI=2010年を100として算出)は110.9ポイントとなり、前月比、前年同月比共に0.9%の大幅上昇となった。
前月比では、12の調査対象グループのうち、交通費が8.0%と大きく上昇したのが目立った。衣料・履物と保健がそれぞれ0.4%、外食・宿泊と雑品・サービスがそれぞれ0.3%、家具・家庭用品等と教育がそれぞれ0.1%上昇した。一方、家賃・光熱費が0.4%、食品・飲料が0.3%、娯楽・文化が0.2%、それぞれ下降した。酒類・たばこと通信費の2グループは横ばいだった。
1から3月の累計では全体で110.5ポイントとなり、前年同期比0.7%の上昇となった。衣料・履物、交通費、通信費の3グループを除く9グループで上昇した。