相乗りサービス「のってこ!」全面リニューアル…長距離移動の新交通手段を目指す

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距離ライドシェアサービス「notteco」
距離ライドシェアサービス「notteco」 全 2 枚 拡大写真
「シェア」に関する事業および投資を展開するコスタイルは、長距離ライドシェア(相乗り)サービス「のってこ!」を「notteco」へと全面リニューアルした。

ライドシェアは、車で長距離移動する際に同乗者を募集し、ガソリン代や高速道路代などを人数で割るサービス。旧「のってこ!」は、別企業が2007年より運営。ただし、ここ2年間はサービスがほぼ停止していた。ココスタイルは今年、同サービスを買収。LCCや長距離バスに次ぐ、長距離移動の「新たな交通手段」として日本国内に定着させるべく、全面リニューアルを行った。

nottecoは、現在、会員数約1万6000人で、年間約3500件の相乗りをサポート。過去には、富山県射水市に対し、市職員が通勤時にライドシェアサービスを利用できるシステムを提供した実績もある。

nottecoでは、利用者がまずサイトで会員登録を行い、トップ画面の「相乗り検索」又は「新着ドライブ」から相乗りできる車を探す。その後、「ドライバー」とサイトを通して連絡を取り、待ち合せ場所、降車場所、荷物の大きさなど、詳細を詰める。相乗り終了後、「ドライバー」に割勘代を支払う。サービスが浸透するまで当面の間、同社への手数料は無料だという。

コスタイルでは今後、全国から広く会員を集め、18か月以内に会員数5万人、将来的には会員数70万人、年間15万ドライブを目指す。ます。そのほか、災害時に自治体にサービスを無償提供する協定や、Jリーグやプロ野球、野外大型フェス、地方アミューズメント施設などとの連携を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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