「テラ」速い…ソフトバンクの次世代光通信、速度2Tbpsを達成

エンターテインメント 話題
陸上ケーブルを用いた伝送実験の構成図
陸上ケーブルを用いた伝送実験の構成図 全 2 枚 拡大写真

 ソフトバンクモバイルは24日、次世代光通信技術である「直交振幅変調方式(16QAM:16 Quadrature Amplitude Modulation)」を用いた2Tbpsスーパーチャネルの伝送実験に成功したことを発表した。

 2Tbpsスーパーチャネルの安定伝送を確認したのは日本で初だという。16QAMとスーパーチャネル技術の組み合わせにより、1本の光ケーブルで伝送できるバックボーンネットワークの通信容量が、従来の8.8Tbpsから20Tbps程度に拡張される見込みだ。

 実験には、ソフトバンクモバイルが保有する陸上ケーブルおよび海底ケーブルを使用。神奈川県横浜市-三重県四日市市間に往復761kmの伝送路を構築し、東京-大阪間の商用100Gbps伝送サービスで実際に使用中の中継局を利用した。海底での実験には、北海道室蘭市-青森県八戸市間に敷設されている海底ケーブルが用いられた。

ソフトバンクM、次世代光通信で2Tbps伝送実験に成功

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  2. 噂の「ベイビー・ディフェンダー」は5ドアが有力! 人気に拍車かけるか…最終デザイン予想
  3. ドゥカティ初のミドル専用設計エンジン「V2」が日本上陸! 新型『パニガーレV2』から新章が始まる
  4. スバル初の電動コンパクトSUV『アンチャーテッド』、欧州にも投入へ…航続は最大584km
  5. スバル『クロストレック』に次世代ハイブリッド追加、米2026年モデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る