仕事帰りにポルシェでストレス解消、短時間レンタルにメリット…タイムズ Service X

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Service Xに導入されたポルシェ ボクスターS(987型/ポルシェデザインディション2)
Service Xに導入されたポルシェ ボクスターS(987型/ポルシェデザインディション2) 全 8 枚 拡大写真

タイムズモビリティネットワークスが実施しているビンテージカー及びスポーツカーレンタルサービス「Service X (サービスエックス)」。これまでサービスに提供してきた車両に加え、ポルシェ『911ターボ』、『ボクスター』、ロータス『エリーゼ111S』の3台を加え、合計7台でレンタルを開始する。

このサービスは2014年8月にスタートし8か月が経過した。当初はウェストフィールド『SE』、アルファロメオ『スパイダー』からサービスを開始。その後、マツダ『RX-7カブリオレ』、日産『フェアレディZ』が追加され、現在に至った。

「そのラインナップの中では圧倒的にウェストフィールドの人気があった」と話すのは、タイムズモビリティネットワークス執行役員事業統括本部本部長の秋田剛児さん。そこで、他の稼働率を上げるために値段の変更を行うと同時に、タイムズステーション有楽町イトシア店だけでなく、タイムズステーション横浜山下町店(アルファロメオ スパイダー)も追加。「横浜でも借りたいというお客様の声に応えたかった」と秋田さんはいう。

その稼働率について秋田さんは、「通常のレンタカーは1日単位で借りられることが多いので、1日1回借りて終了となる。しかし、Service X の場合は、1時間単位で借りられるので、1日に2回、多い時で3回借りてもらうこともある。つまり2~3時間乗って返却するお客様が主流なので、ビジネスとして考えると、メリットは大きい」と述べる。

Service Xを利用するユーザーは、「30代から50代くらいの男性が中心で、仕事帰りに気分転換に乗る方も多くいる。当初は35歳以上の限定で開始したが、特に大きな問題もなく、クルマが事故にあうこともなかったので、もう少し層を広げようと、今回からは25歳以上の限定にした」とし、更に多くの方に利用してほしいと語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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