「ぜひ一度、体験してほしいモデル」…ポルシェ、ロータス追加の タイムズ Service X

自動車 ビジネス 企業動向
Service Xに導入されたポルシェ ボクスターS(987型/ポルシェデザインディション2)
Service Xに導入されたポルシェ ボクスターS(987型/ポルシェデザインディション2) 全 7 枚 拡大写真

タイムズモビリティネットワークスのサービス「Service X (サービスエックス)」にポルシェ『911ターボ』、『ボクスター』、そして、ロータス『エリーゼ111S』が追加された。

これまでのラインナップは、ウェストフィールド『SE』、アルファロメオ『スパイダー』、マツダ『RX-7スパイダー』、日産『フェアレディZ』の4台だ。その中では、ウェストフィールドの稼働率が最も高く、そのお客様からは、「ポルシェ『911GT3』や1973年のポルシェ『カレラ』などマニアックなクルマが皆さん好きで、(導入の)要望も多かった」とはタイムズモビリティネットワークス執行役員事業統括本部本部長の秋田剛児さんの弁。

しかし、「そこにこだわり過ぎると、お客様の層がかなり限られてしまうので、もう少し乗りやすく、一般的にわかりやすいクルマが必要だと考え、今回のモデル投入につながった」と述べる。

Service Xでは、毎回返却後にアンケートを実施。ポルシェ以外にもロータス エリーゼの要望が高かったことから導入に至った。

今後について秋田氏は、「少し古いクルマの充実も考えると同時に、金額的にリスクは大きいが、ランボルギーニやフェラーリなども増やしていきたい」という。「まず今回、ポルシェを導入して、事故や車両故障等がリスクの範囲内で、今後も継続して実施できるようになれば、導入の可能性を検討していきたい」と話す。

秋田氏は最後に、「今回導入した911などは、いわばスーパーカーなので、ぜひ1度体験してほしい。乗用車で燃費が良いのは大事だが、時には色々なクルマに乗ってもらって、クルマの楽しさを感じてもらいたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る