アウディ R8 新型にレーサー、「LMS」…早くも初勝利

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新型アウディ R8 LMS
新型アウディ R8 LMS 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは4月25日、新型『R8』のレーシングカー、『R8 LMS』が、レースで初勝利を挙げたと発表した。

新型R8 LMSは3月、ジュネーブモーターショー15で初公開されたばかり。新型は2016年、FIA(国際自動車連盟)が導入する新しいGT3レギュレーションに合わせて開発された。

新レギュレーションでは、衝突安全性の強化が求められる。アウディは、ルマン24時間耐久レース参戦マシンの『R18e-トロン・クワトロ』のノウハウを応用しながら、衝突安全性を引き上げた。

駆動方式は、先代のR8 LMS同様、市販車の4WDから後輪駆動に変更。5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力585hpレベルを引き出す。ボディの多くにCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を採用するなどして、車両重量は1225kgに抑える。また、新型では、先代に対して大幅に性能を引き上げながら、部品のおよそ50%は市販車と共用する。

この新型R8 LMSが4月25日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された「VLN耐久選手権」で、ワン-トゥーフィニッシュ。ジュネーブでの発表から、わずか7週間で、早くも勝利を収めている。

《森脇稔》

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