ホンダ、今期営業利益は横ばいの6850億円と予想

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ホンダの岩村哲夫副社長
ホンダの岩村哲夫副社長 全 2 枚 拡大写真

ホンダは4月28日、2015年3月期決算と今期(16年3月期)の予想を発表した。今期の連結営業利益は、会計基準変更を加味した実質で前期比1%増の6850億円と、ほぼ横ばいを予想している。

今期から会計基準を米国基準から国際財務報告基準(IFRS)に変更する。四輪車の世界販売は29%増(米国基準での比較)の471万5000台を計画している。北米やアジアでの販売拡大を図る計画だが、ドルの独歩高による為替変動で850億円の営業減益影響を見込んでいる。純利益は実質横ばいの5250億円を予想した。

岩村哲夫副社長は、営業利益の伸び悩みのひとつの要因として「今期も念を入れて、(リコールに伴う)品質関連費用を前期と同等レベル見込んでいる」と指摘した。15年3月期の営業利益は13.1%減の6516億円で、3期ぶりの減益となった。

《池原照雄》

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