JR北海道、日高本線の復旧工期は最短30カ月

鉄道 企業動向
鵡川~様似間が運休中の日高本線の路線図。JR北海道の発表によると、工期は最短でも約30カ月かかる見込みだ。
鵡川~様似間が運休中の日高本線の路線図。JR北海道の発表によると、工期は最短でも約30カ月かかる見込みだ。 全 2 枚 拡大写真

JR北海道は4月28日、災害により一部の区間が運休中の日高本線について、復旧にかかる費用と工事期間を発表した。

【画像全2枚】

日高本線は苫小牧~様似間146.5kmを結ぶ鉄道路線。このうち厚賀(日高町)~大狩部(新冠町)間の線路脇の土砂が高波によって削り取られたため、現在も鵡川~様似間116.0kmの運転を見合わせている。

発表によると、復旧に必要な工事費の概算は、護岸対策が約42億円、斜面対策が約15億円で、計約57億円かかる。工期は「護岸改築4500m、吹付枠工1100mの施工には、長期間を要する見込み」とし、具体的な期間は示していない。

一方、必要最小限の修繕にとどめ、25km/hの徐行運転で安全を確保する場合の費用は、全体で約26億円。内訳は護岸対策が約24億円、斜面対策が約2億円になる。工期は全体で約30カ月かかるとしているが、実際に工事が可能な期間は冬季を除く4~10月の7カ月間としており、再開までの期間はさらに伸びることになる。

JR北海道は今後、護岸壁の調査や準備工事などを行い、9月末までに詳細設計や施工計画をまとめる方針だ。

《草町義和》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界一背が低い4ドア車として登場した、初代『カリーナED』【懐かしのカーカタログ】
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  4. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  5. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る