日野、今期営業利益は4%増の1100億円を予想

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日野自動車の市橋保彦社長
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日野自動車は4月28日、2015年3月期決算と今期(16年3月期)の予想を発表した。今期の連結営業利益は、グローバル販売の堅調な伸びにより前期比4%増の1100億円と、2期ぶりの増益を予想している。

今期のグローバル販売は、国内で小幅な減少を見込んでいるが海外の伸びでカバーし、6%増の17万8400台を計画している。営業利益の水準は、最高だった14年3月期(1122億円)にほぼ並ぶ。一方で純利益は、繰延べ税金資産の関係で1%の小幅減益となる740億円を予想している。

記者会見した市橋保彦社長は「海外市場は不透明な要素もあり、よく見極めていきたい。為替など外部環境の変化に左右されない事業基盤をつくり、経営の質の向上を図っていきたい」と述べた。15年3月期は営業利益が6%減の1055億円となり、6期ぶりの減益だった。

《池原照雄》

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