ガンダム「ジ・オリジン」シリーズ第1弾「シャア専用ザクII」を組んでみた

エンターテインメント 話題
HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII 対艦ライフル
HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII 対艦ライフル 全 8 枚 拡大写真

インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきによる毎週連載「日々気まぐレポ」、第95回目でございます。

【画像全8枚】

今週はバンダイから発売されています「HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII」をご紹介します。こちらは、安彦良和氏によるコミックを原作とするOVA作品「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」に登場する「MS-06S シャア専用ザクII」のガンプラです。従来展開されてきた所謂「宇宙世紀シリーズ」のガンプラである「HGUC」ではなく、新たにスタートした「HG ジ・オリジン」シリーズの第1弾キットとなっています。

シャア専用「ザクII」
「シャアザク」の通称でもお馴染みのシャア専用ザクIIは、その名の通り紅い彗星ことシャア・アズナブル専用の「S型ザクII」です。ここで注意したいのはこの「S型」自体はザクIIの数多あるバリエーション機のひとつに過ぎず、別段シャア専用に開発されたものではない、ということです。とはいえ、指揮官やエース向けに配備された少数生産の機体であることには変わりなく、相当なレア物には違いありませんでした。

このS型は、C型を経て量産に至ったF型を極限までフルチューンしたマイナーチェンジ機で、R型系列のようにひと目で分かる程の改造は施されておらず、外観はF型のものをそのまま引き継いでいます。唯一、頭頂部に設置されたマルチブレードアンテナに本機の特徴を見ることが出来ます。

その加速力は30%も向上していたと言われますが、それ故に並みのパイロットではプロペラントをすぐに使いきってしまう程。本機には非常に神経質な扱いが求められました。

シャア・アズナブルは、一週間戦争での功績が見込まれこのS型を拝領。ルウム戦役時にはその機体で連邦軍艦艇5隻を沈める活躍を見せ、「紅い彗星」の通り名で知られるようになります。

最新のガンプラフォーマットによる「ザク」
基本的にザクはザクなのですが、ジ・オリジン版でリリースされるにあたり全体的にアレンジが加えられています。最新の1/144スケール同機種キットであるリアルグレードのS型ザクIIと比較してみると、パネルラインやモールドの細かさはRGのそれに比肩するレベルに。また、太腿部がややマッシブになっているなど、全体としてのシルエットや各部バランスも大きく見直されています。

また、従来存在しなかった胸部バルカン砲などの設定もしっかりと再現されているのも見逃せません。内部フレームも簡易的に再現されており、高い密度の四肢はRG程ではないものの機械としてのリアリティの演出に一役買っています。

可動も、肘膝がほぼ180度などはもはや当たり前。首はHGには珍しい二重関節を内蔵。足底面ソール部も分割可動、接地性能を高めてくれています。肩関節も当然のように引き出し式で、さらに胸部ブロックごと前方にスイングするなど、圧倒的可動性能を誇った「HGBF ビルドバーニングガンダム」をさらに進化させた様な箇所も見られました。

これほどの可動・ギミックを備えながらも、組み立ては他のHGシリーズと比較しても楽な方で、単純にパチ組するだけなら2.3時間程度で仕上がってしまいます。組み立て易さが優先されているためか、スパイクアーマーや前腕、脹脛部などに合わせ目が出てしまいますが、成型の精度がいいため殆ど目立ちません。バンダイ脅威の技術力です。

プレイバリューの高い長物
武装は、お馴染み「ヒートホーク」がサイドスカートマウント用のものと合わせて二つ付属。

メイン火器としてザク・バズーカ……ではなく「MS用バズーカA2型」が一挺。これには、本体ランドセル部ウェポン・ラッチにマウントできるアタッチメントと、シールドに携行できる交換用マガジンが二つ用意されています。さらに二つ目の長物として「MS用対艦ライフルASR-78」も付属。こちらは基本モナカ割りですが目立つ部分に合わせ目がこないよう配慮がなされているのが嬉しいポイントです。

ザク系お馴染みのザク・マシンガンなどがなくやや寂しい気もしますが、長物が二挺付属しているのでプレイバリューはなかなか。それぞれ構え方も異なるので色々なアクションポーズを楽しむことが出来ます。

◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
いかがでしたでしょうか。「ジ・オリジン」シリーズのフラグシップモデルということでこのシャアザク、かなり気合の入ったキットとなっていました。また、ランナーの割り方と余剰パーツ的に今後バリエーション機が多数展開されていくことも予想されます。本編OVAも含め、ますます目が離せない「ジ・オリジン」シリーズ。今後の展開にも是非期待しましょう。

「HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII」は発売中。価格は1,836円です。

(C)創通・サンライズ

■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり足が遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterにて随時受付中。

Twitter:@hibiki_magurepo

【日々気まぐレポ】第95回 HG「ジ・オリジン」シリーズ始動!第1弾「シャア専用ザクII」を組んでみた

《ひびき@INSIDE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  2. 「飛びついちゃうよね」第3のエコカーがフルモデルチェンジ!? 次期ダイハツ『ミライース』に期待の声
  3. 【シボレー コルベット Z06 新型試乗】ノーマルとは別物、まさに「洗練の極み」…中村孝仁
  4. アキュラ『インテグラ』の「タイプS」、FF車の新記録を達成…パイクスピーク 2026
  5. ホンダ『シビックタイプR』受注停止のままモデルチェンジへ、登場は2026年秋か…最終デザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る