タンデム仕様のシトロエン DS、5月10日まで…東京都現代美術館

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
「ガブリエル・オロスコ 内なる複数のサイクル」(東京都現代美術館)
「ガブリエル・オロスコ 内なる複数のサイクル」(東京都現代美術館) 全 6 枚 拡大写真

メキシコ出身の芸術家であるガブリエル・オロスコ氏の展示会「ガブリエル・オロスコ 内なる複数のサイクル」が東京都現代美術館にて開催されている。一番の見どころは、シトロエン『DS』を改造した彼の代表作『La DS カーネリアン』だ。

【画像全6枚】

このDS、オロスコ氏が93年に発表した『La DS』をもとに、20年の時を経て再度制作したもの。ボディは大胆に左右に切断され超ナローボディに改造。4座シートは前後のタンデムシートになってはいるが、ホイールベースはそのままなので、長く細いスタイリングとDS特有の前後に絞られたシェイプが見る者に強烈なインパクトを与えてくれる。

93年当時、オロスコ氏はフランスで開催される展覧会のため、制作に当たり数あるフランス車のなかからDSをチョイス。その後も「宇宙の中で万物が流転し循環する」コンセプトに基づいた作品群は話題を呼び、幾何学的なデザインと構図センスは現代の芸術家にも大きな影響を与え続けている。

オロスコ展は5月10日まで。単独観覧は大人1100円、「山口小夜子展」「他人の時間展」との企画展3種セット券で2600円。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  2. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  5. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る