ミャンマー現在より1時間半進む「ASEAN標準時」導入に難色

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

ASEANサミットにおいて、ASEAN標準時導入を議論
マレーシア・クアラルンプールで開催された第26回ASEANサミットにおいて、ASEAN標準時に対する議論がなされたが、ミャンマーは、同サミットにおいて、ASEAN標準時の導入に対する提案を受け入れなかった。

タイ、カンボジアもASEAN標準時導入に難色示す
現在、ASEAN地域においては、4つの時間帯に分かれているが、ASEAN標準時を導入することで、ASEANに加盟する全ての国において1つの時間帯となる。

ASEAN標準時は、ASEAN諸国と中国との結び付きが強いことから、中国と同じUTCプラス8の導入が予定されており、導入によって、各国間の銀行取引など、経済活動の円滑化が見込まれている。なお、現在、ミャンマーはUTCプラス6:30であり、ASEAN標準時を採用すると、現在の時刻より1時間半進むこととなる。

ミャンマー同様、難色を示しているのがGMTプラス7のタイやカンボジアである。これらの国々は、ASEAN諸国ではGMTプラス7の地域の人口が最も多いことから、GMTプラス8をASEAN標準時とすることに反対する意向を示している。

ミャンマー ASEAN標準時導入に難色

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  7. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  8. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  9. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  10. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る