オールドナウ・カーフェスティバル…レスポンスブースのテーマは「ラグジュアリーのオールドナウ」

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【オールドナウ】レスポンスブース、今年のテーマは「ラグジュアリーのオールドナウ」
【オールドナウ】レスポンスブース、今年のテーマは「ラグジュアリーのオールドナウ」 全 3 枚 拡大写真

5月5日に筑波サーキットで開催される「コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル」。2014年に続き、2年連続2回目の出展となるレスポンスは、「ラグジュアリーのオールドナウ」をテーマに2台のクルマをブース内に展示する。

2台のクルマのうち、「オールド」を担うのは1994年式のベントレー『コンチネンタルR』だ。ロールスロイス・モーターカーズ時代のベントレーブランド専用モデルであるコンチネンタルRは、全長5340×全幅1880×全高1460mmという巨大なボディに、伝統の6.75リットルV型8気筒エンジンを搭載。販売当時、世界で最も高価なクルマのひとつであった。

2003年まで販売されたコンチネンタルRは、ロールスロイス・モーターカーズの集大成といえるクルマ。コノリーレザーやバーウォールナットといった高価な素材を惜しげもなく用いたインテリアや、トルクフルな大排気量のエンジンによる重厚な走りは、世界の超高級車市場をリードし続けたロールスロイス・モーターカーズでしか成し得ないものだった。

もう一方の「ナウ」を担当するのはテスラ『モデルS』である。2012年に米国で販売が開始されたモデルSは、テスラ・モーターズが送り出すプレミアムEVとして、最大502kmの航続距離をゼロ・エミッションで可能にしている。2013年からは日本での販売も開始しているほか、0-100km/h加速3.3秒という、ハイパフォーマンスモデルの「P85D」といった派生モデルも登場している。

ゼロ・エミッションでの走行を可能にしている点や、センターコンソールに据えられた17インチのタッチスクリーンが可能にするコネクテッドな空間は、大排気量のエンジンを搭載し、外部とは遮断された空間を持つコンチネンタルRとは対照的だ。

この2台の展示によって、「ラグジュアリー」や「プレミアム」といった形容詞が指し示す内容が、これまでにどう変化し、これからどう変化していくかを体感できるブースとなっている。

コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバルは、1986年から今年で開催29年目を迎え、ゴールデンウィークの恒例行事として多くのファンが毎年訪れる、筑波サーキット最大の自動車イベント。当日は、ヒストリックカーから最新のスーパーカーまで、それぞれの時代を彩った外国、国産の名車が集結する。

《瓜生洋明》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る