【上海モーターショー15】北京汽車から都市型コンパクトSUVが登場…BJ20コンセプト

自動車 ニューモデル モーターショー
BJ20コンセプト
BJ20コンセプト 全 10 枚 拡大写真

北京汽車は上海モーターショーで『BJ20コンセプト』を公開した。これは2016年中に市場投入されるコンパクトSUVを予告するものだ。

これまで北京汽車が展開してきた「BJシリーズ」はどれも、クロカン的要素の強い本格オフローダー。しかしBJ20コンセプトのキャラクターは「該車型具有独特的都市硬派軽越野風格」というもの。つまり、ほどほどのオフロード性能を備えた「都市型SUV」ということになる。

ただしスタイリングは「硬派」と謳うだけあり、ワイルドな雰囲気が漂う。そしてこれは「北京ジープ」として世界的に知られている『BJ212』の「文化的歴史使命」を表現しているのだという。

たしかにボディ側面を水平に走る彫りの深いプレスラインや、低い位置にある円形のヘッドライトなど、BJ212を思わせるディテールが随所に見られる。ブランドのルーツを意識したデザインなのだ。

2013年の北京モーターショーで公開した『コンセプト500』はBJ212をそのまま現代流にデフォルメしたものだったが、BJ20では直接的な引用は控え目になっている。

寸法は全長4450×全幅1845×全高1710mm、ホイールベースは2670mm。ガソリンエンジンはターボ付き1.5リットル。4WDだけでなくFFのグレードも設定されることになっている。

このほか北京汽車ブースでは、『BJ80』をキャンピング仕様にカスタマイズしたモデルも展示され、こちらも注目を集めていた。中国の人々がSUVに求めるキャラクターは多様化が進んでいるようだ。

《古庄 速人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る