【上海モーターショー15】BYDの新型SUVはプラグインハイブリッド…「宗」と「元」

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比亜迪汽車(BYD)は上海モーターショーでミドルサイズSUVの『宗』、コンパクトSUVの『元』を公開した。いずれも発売予定で、市場投入時期は今年末。どちらもPHEVというのが特徴だ。

この2台の新型SUVは共通のプラットフォームを持ち、メカニズムとそのレイアウトもほぼ共通。リチウムイオン電池をキャビン床下に配置する「5-4-2テクノロジー」と呼ばれるハイブリッド用シャシー技術が使用されている。

「宗」と「元」はいずれも排気量1.5リットルのエンジンと2つのモーターを搭載。モーターは前後アクスルに配置され、エンジンを始動させないEVモードでは70kmの走行が可能。0-100km/hは4.9秒という加速力を持つ。

「宗」の寸法は全長4565×全幅1830×全高1720mm、ホイールベース2660mm。「元」は全長4320×全幅1765×全高1650mm、ホイールベース2520mm。「元」のほうがややコンパクトで、外観ではスポーティさが強調されている。

このほか2リットルエンジン搭載のPHEVモデル『唐』も公開。こちらはすでに今年1月から受注がスタートしている。こちらにも「5-4-2テクノロジー」が使われ、エンジン排気量は2リットル。

なお「唐」のボディは従来モデルの『S6』をベースに変更を加えたもの。S6はレクサス『RX』のコピー車として知られているが、唐では少なくともボディ前後は、オリジナリティのあるグラフィックスとなっている。

《古庄 速人》

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