ATグループが発表した2015年3月期連結決算は、経常利益が前年同期比16.4%減の151億4100万円と減益となった。
売上高は同10.5%増の3624億5600万円と増収となった。グループ新車販売台数は同13.6%減の9万1237台と低迷した。消費増税前に駆け込み需要が発生していた反動で落ち込んだ。特に愛知トヨタが同20.6%減、トヨタカローラ愛豊が同10.7%減と低迷した。
営業利益は自動車関連事業の減収影響で、同20.7%減の129億0900万円と減益だった。当期純利益は同22.9%減の85億9200万円だった。
今期は新車販売台数が同4.7%増の9万5500台を見込む。このため、通期業績見通しは、売上高が同5.1%増の3810億円、営業利益が同0.7%増の130億円、経常利益が同0.4%増の152億円、純利益が同17.5%増の101億円を予想する。